新興国株式市場の見通し

新興国株式市場の見通し

新興市場見通し:バイオや中国消費関連などの動向に注目

本日の新興市場は、エジプト情勢の落ち着きや海外株高を受け、買い先行のスタートとなりそうだ。本日から中国・上海市場が春節(旧正月)入りで休場となるほか、週末の米雇用統計、決算発表の本格化などが様子見ムードにつながるものの、サイバーエージ<4751>が連日で昨年来高値を更新するなど、ネット関連株への強い物色意欲も下支え要因となりそうだ。

 

個別では、上期業績見通しを大幅に上方修正したウェルネット<2428>、太陽電池向けシリコン結晶製造装置などを中国企業から受注したフェローテック<6890>、タンパク質高発現系技術に関する特許を出願したと発表しているトランスG<2342>などに関心が高まろう。

 

そのほか、京大が米バイオベンチャー・アイピエリアンから「iPS細胞」の作製特許の権利を譲り受けたと発表したことを受け、タカラバイオ<4974>などバイオ関連銘柄には思惑的な物色が向かう可能性。

 

また、中国の春節(旧正月)入りを手掛かりにサマンサJP<7829>など中国消費関連、昨年10-12月期の世界におけるスマートフォン販売で、米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載した端末の販売台数が初めて首位になったと伝わっており、アンドロイド関連などの動向にも注目。

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